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地鎮祭とは?やり方や費用、準備するもの、マナーについて徹底解説!

2021.04.17

地鎮祭イメージ

新築を建てると決めたあとにやることのひとつが、「地鎮祭」です。ただ、地鎮祭を行おうと考えている方の中でも、なぜ行うのか、どういう儀式なのかをよく知らない方は多いのではないでしょうか。そこで、ここでは地鎮祭とはどのようなものなのか、やり方や費用、準備、マナーなどについて解説します。

地鎮祭とは?依頼先や日程について解説!

地鎮祭イメージ

地鎮祭とは、建物を建てる前に、その土地を守っている氏神様から土地を利用する許可を得ることで建築工事中の安全などを祈願する儀式です。全国に浸透している風習ですが、地鎮祭は義務ではありませんので、時代の変化に伴って、地鎮祭を行わない人も増えています。

他に、住宅建築にまつわる儀式として「上棟式」というものがあります。これは、工事が棟上げまで完了したときに行うもので、安全に工事を進めてこられたことへの感謝と、引き続き完成までの無事を祈ります。

地鎮祭は神主さんに依頼

地鎮祭は、家を建てる土地まで神社の神主さんに来てもらい、神式で行うのが一般的です。ただし、宗教上の理由で、お寺に依頼したり、キリスト教式で「起工式」を行ったりする人もいます。神式で行う場合、以前はその土地の氏神様を祀っている神社へ依頼していましたが、現在はそうするケースは少なくなっています。

地鎮祭全般ついては、神主の手配や準備をしてもらえることが多いので、ハウスメーカーと相談して準備を進めましょう。

地鎮祭における吉日とは?

地鎮祭は、六曜の吉日である「大安、友引、先勝」の午前中に行うのがよいとされています。一方、「仏滅、先負、赤口」や「三隣亡」は避けたほうがよいとされている日です。

しかし、工事の日程や関係者の都合によっては、必ずしも吉日に行えるとは限りません。中国の占いに用いられた六曜は、本来、地鎮祭には関係ありませんので、六曜にこだわり過ぎることなく関係者と円満に日程調整をしましょう。

地鎮祭で準備するものを紹介

施主は、基本的にすべての物を準備する必要はなく、お供え物と「初穂料(玉串料)」を用意します。儀式で使う笹竹や白木の鍬、砂などは、ハウスメーカーや神主さんが用意してくれる場合があります。

お供え物は、米や奉献酒、塩、海の幸3種類、野菜3種類以上、果物3種類などで、その神社ならではのお供え物が必要な場合もあります。5000~1万円程度に収まることが多いでしょう。一方で、近年ではハウスメーカーや神主さんがお供え物も用意し、施主が準備しておく物は初穂料のみというケースも増えています。

また、地鎮祭を終えるといよいよ建築工事が始まるため、騒音や工事車両の往来で近隣住民に不便をかけることになります。この機会に、近隣へ挨拶にまわるのであれば、簡単な挨拶の品も用意しておくとよいでしょう。

地鎮祭における費用の相場・のし袋の書き方は?

必要になる費用は、工事の規模が大きいほど増加する傾向にあります。また、地域によっては、全国的な相場の倍以上となるなど、大きく異なることもあるようです。

お祝いなどのお金を収める封筒をのし袋といい、初穂料(玉串料)も、のし袋に収めます。初穂料は、先に神主さんに渡して儀式のあいだ祭壇に奉納されるケースが多い一方、儀式が終わってから感謝の気持ちとして渡すこともあります。

地鎮祭における費用

一般的な一軒家の場合、初穂料(玉串料)の相場は3~5万円です。奇数のきりのよい数字にすることが多いようです。
祭壇の設置など、さまざまな資材のレンタル料や設営代が必要な場合には、3~5万円程度かかるでしょう。現在は簡略化した地鎮祭を行うケースもあり、依頼する神社によって用意する物も異なりますので、依頼先のハウスメーカーと相談し、地鎮祭の実施を含めて判断しましょう。
お供え物は、先述したとおり、5000円~1万円になります。
以上を合計すると、6~11万円ほどはみておかねばなりません。

なお、資材レンタル料と設営代、お供え物の代金は、建築費用の諸経費に含まれている場合もあります。重複して発注・出費をしないよう、事前にしっかりと確認しましょう。
また、近所への挨拶まわりをする場合は、戸数分の手土産代金(1軒あたり500~1000円程度)も必要になります。

そのほか、近年は省略することが多いものの、儀式の最後に「直会(なおらい)」をする場合は、そのお食事代金もかかります。

のし袋の書き方

のし袋

初穂料(玉串料)を収めるのし袋は、基本的に水引が「蝶結び」のものを使います。また、水引の取り外しが可能で、中袋があるのし袋を使用するのが一般的です。このタイプは、3~5万円を包む場合に適しているとされます。

のし袋には、毛筆や筆ペンで、名目と氏名を記入しましょう。
水引より上段中央には、「初穂料」または正式に「御初穂料」と書きます。
下段には、「(御)初穂料」よりも少し小さめの字で、施主の姓を書きます。フルネームや連名でも構いません。連名の場合は、中央に代表者の名前を書き、その左側に連名者の名前を続けます。

地鎮祭の当日の流れについて!挨拶や服装など

当日は、資材の設営業者や神主さんが家を建てる土地に祭壇などを設置し、お供え物を並べるなどの準備が整ったら、儀式を始めます。

式は、「修祓の儀(しゅばつのぎ)」から「閉式の辞(へいしきのじ)」まで10の次第で構成されるのが一般的です。そのあとに、簡単なお食事会である「直会(なおらい)」をする人もいます。

そのうち、施主がやることは主に2つです。まずは、式次第6つ目の「地鎮の儀」で、神主さんから鍬を受け取り、“鍬入れ”という盛り砂を掘り起こす動作を行います。また、7つ目の「玉串奉奠」で、玉串を祭壇に置き、二礼二拍手一礼をします。

当日、施主は式の締めくくりなどで挨拶を促される可能性があります。その際は、関係者の方へ「地鎮祭に出席してくれた感謝の言葉」と、作業者の方へ「工事の安全第一のお願い」を述べるようにしましょう。

当日の服装は、スーツ(学生は制服)を着れば間違いありませんが、個人宅の地鎮祭の場合は、普段着で出席する人も増えています。ただし、儀式を執り行ってくれる神主さんはもちろん正装ですので、清潔感のある服装を選び、極端に派手なものや露出の多いものなどは避けましょう。

おわりに

地鎮祭は、首都圏を中心に行わない人も増えていますが、慣習に則ることで安心できるという方も多いでしょう。いよいよ工事が始まるという段階で改めて関係者に挨拶ができますし、近隣住民に最初の挨拶をするきっかけにもなります。その土地で末永く安心安全に暮らせるよう氏神様へお願いするためにも、地鎮祭の開催を検討してみてはいかがでしょうか。


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